10月10日、長野県東御市から関西へAE86の引き取りに行きました。
片道6時間、往復12時間掛かりましたが、価値ある車を手にすることが出来たことに前オーナーに感謝しております。
オーナーはもう一台86を所有されているようなのですが、今回の車は殆ど乗らないで手放されるという事で、実走距離は約2万9000キロの希少価値が高い86だと思います。
そして、何より未再生フルノーマル状態の86は市場に少ない事も価値のある事だと思われます。
目次
エクステリアの現状評価
フロントビュー
このAE86レビン前期型は数年間屋外に置いてあったので、それなりに経年劣化の形跡はあるが、凹みらしい大きな傷も無い。
サイドビュー
左右両方を確認すると、多少の凹み傷はあるようですが、30年以上前の車としては十分な状態だと評価出来ます。
リアビュー
こちらも大きな傷は無い。塗装の日焼け状態はそれなりですが、板金したりするような部分は殆ど無さそうな状態。
エンジンルーム
下記の写真は、自社で軽くスチーム洗車した後の写真。軽く洗浄しただけですが、事故歴も無く、光沢のあるオリジナルペイントが顔を出し、かなり良い状態だと思います。
インテリアの現状評価
前部座席
なんといっても、シートの状態が良い事と、ダッシュボードのひび割れが皆無なのが嬉しい。
ダッシュボードの修復はかなり面倒なレストア作業なので、この修復作業をしなくても良いだけ非常に有りがたい。
メーター
メーターで約29000km。車体全体やシートの状態を考慮すると、この実装距離は納得できる。
上の前部座席の写真にもあるが、白い布製のシートカバーが被せてあるだけでも、激しい乗り方をしていない事が推測できます。
こんなに走行距離が少ないAE86に出会えるとは正直思っていませんでした。
後部座席
直射日光により、後部座席のヘッドレスト部分にひび割れがあります。
シートで直す部分は唯一この部分で、あとは大きな修復は必要なさそうです。
今後の計画
このまま限りなくオリジナルを維持する事に集中。長年不動だったので、来週辺りからとりあえずエンジン始動に挑戦します!
おそらく燃料系の部分が腐食している事が考えられるので、まずはその辺りから手を付けていこうと思っています。
下回りもチェック、ロッカ-パネルの腐食も少なく曲がりも無し、昭和59年車(1984年)にしては、私の経験値で評価すると極上の状態だと思いますが、はたして4AGエンジンは息を吹き返すのか。
今後の作業も定期的にブログでアップしていく予定です。