- ポルシェ911
20代から個人的な趣味として空冷ポルシェに興味を持ち続け、現在までに9台ほど乗り継いできており、メンテナンスもほとんど自力で行なってきました。
目次
過去のポルシェ歴
- 914 2.0S ホワイト
- 911S 69年 2.0 ブルー
- 911T 72年 2.4 ホワイト
- 924S グリーンメタリック
- 964 カレラ2 92年 tip アマゾングリーン
- 993 カレラ 94年 tip ポーラルシルバー
- 964 カレラ2 92年 MT ミッドナイトブルー
- 993 カレラ 95年 tip-s ポーラルシルバー
- 964 カレラ2 93年 M/T (現在庫)ミッドナイトブルー
趣味の延長で定番トラブルのオイル漏れはもちろん、足回りセッティング、ブレーキのオーバーホール等は、我流ですが失敗を恐れず挑戦しています。
ブレーキメンテナンスについて
ポルシェは、他車に比較して特にブレーキ性能が優れていると評価されています。
一般的な国産車より制動力が高いだけではなく、ブレーキペダルを踏んだ分だけ効き、抜群のコントロール性も持ち合わせています。
しかしながら、空冷ポルシェのブレーキは通常の状態では、まず故障らしい症状は見られませんが、ブレーキキャリパーのシール類は実際には経年劣化やブレーキ液圧でシールの磨耗や変形している事が多いです。
特にブレーキ鳴きは、パットとディスクのみの原因と判断をされている場合が多いのですが、キャリパーピストンのロールバック量が不均等になっている場合が多く、それを改善することによって制動力はもちろん、フィーリングアップ、コントロール性向上とブレーキ鳴きの解消にもつながります。
空冷ポルシェのオイル漏れについて
ポルシェのオイル漏れには様々な原因があるので、一概にオイル漏れ即オーバーホールという事ではなく、原因をつきとめる事によって必要最小限の費用で修理する事も可能な場合があります。
在庫するポルシェ911
Porsche 993Tip-s ポーラルシルバー
そして2台目95年式993はカレラTip-sは地元の友人より譲って頂き現在も所在庫中。
メンテナンス歴
複数の911を所有する時期も有りメンテナンスに大変、定番のエンジンからのオイル漏れが有りましたが、2台ともエンジンを半分下ろしてガスケット類交換にてオイル漏れ修理の修理を施しほぼ完璧な状態に修復。
30年ほど経過している固体だけに電装系も定番故障と思われる事は殆んど新品部品交換を実施、現在では快調に走っています。
Porsche 964c2 M/T ミッドナイトブルー
レストア開始(2022年2月~2023年5月)
レストア作業 パート①
思い切って完璧なコンディションに戻すために、先ずは足回りを一新からスタート、サスペンションからブッシュ関係、シフトリンケージブッシュ等の消耗品のほとんどを新品に交換。
約1年がかりでほぼレストアに近い内容で作業進行。
流石にDIYではすべては出来ない為、重要なところはポルシェに精通したショップに依頼。
メーター類も全て綺麗に変身させる!メーターフェイスとガラス交換で一新 かなりの消耗部品やセンサー等エンジン下ろしついでに交換!(ポルシェガレージにて)
本来はシックネスゲージでのタペット調整。
より精度を求めてダイヤルゲージでセットアップ。タペット調整 IN/EX共に0.1mmでセットアップ!
パワステベルトはすでに交換済みの様で新品同様、しかしながら部品が有るので大事を取って交換!
ブレーキキャリパーオーバーホール
アルミボディーなので錆はほとんど無いが、当然シール類は変形や硬化が始まり良い方向には行かない。
ロールバックも少なくなるので、特に問題は無いが新品シールに交換。(小生の得意分野です)
キャリパーも綺麗にお化粧
マフラー磨き
在庫してしていた中古56000km走行品スペアーを磨いて組付け
純正マフラーも磨き込んで惚れ惚れするくらいに綺麗になった!!!!
エンジン搭載が完了!
(ポルシェガレージにて)
このレストアの詳細ブログは下記からご覧になれます。↓
レストアになったポルシェ964c2
https://kumagaya-auto.com/wp-admin/post.php?post=5155&action=edit