錆びた部品の再生
40年以上前のTA22ダルマセリカの部品再生依頼です。
フロントフェンダー内のシールドとエンジンとミッションを固定するステッフナー等を新品同様にする。
【Before】
特に問題は無く程度の良さそうなボディーパーツ。
しかし、塗装を剥離してサンドブラストの処理後に大穴登場。予想していたものの時間が掛かりそうだ。
穴埋めは軟ロウ付けで溶接して復元する。
【After】
サンドブラスト処理をしてからウレタン塗装で下処理を施す。
新品同様?
ボディーシュッツ塗装で新車時と同様になるが、これを組み付けるダルマセリカはそれなりに綺麗にレストアしてあげたいですね。
下の画像は40年以上経過したTA22系の2TGオリジナルエアークリーナーBOX、しっかり時間を掛けて仕上げると下の画像のように新品同様になる。
エアーボックス等の部品の塗装は、最終的に新車同様の電着塗装を施しており、油脂類に対しても耐久性があります。
一般的な塗装は通常ガンでスプレーをしますが、スポット溶接の隙間までは塗膜が入りません。
電着塗装はあらゆる隙間まで塗装が出来ますので、錆びの進行を止めることも出来、レストアには最適な塗装と言えます。