TE27・AE86の修理・メンテナンス・チューニング

当社では現在、車に関してはトヨタ系の旧車のレストアを行っております。

防錆処理から板金塗装、また、エンジンのオーバーホール等のフルレストアを長野県東信地区にて行っております。

レストアまで大掛かりでなくてもトヨタ系の旧車の部分的な修理やメンテナンスをご希望される方、また、ご自分でDIYによる旧車のメンテナンスや故障の修理をしてみたいという旧車オーナーの方、旧車全般の修理やメンテナンスも承る事も可能です。

DIYのアドバイスも可能ですので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

妥協しない作業で仕上げたレストア車

現在保有しレストアが終了している2台の自社保有TE27レビンをご紹介します。

一台の車は何千点もの部品で組み上がっていますが、当社ではメッキとシートの張替え以外の作業、そして最後の仕上げの塗装作業まで独自で行っています。

このTE27は、10年近く前からコツコツと丁寧に積み重ねてきたレストア作業で、作業の写真も撮った物もご紹介します。

 

TE27レビン1972年製(オレンジ)(SOLD)

10年の歳月を掛けてレストアされた新車同様TE27レビン

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車体のレストア(Body Restore)

車体はフルオリジナルを基本に仕上げ、数多くの新品部品を組み付け、錆や腐りを除去し、防錆処理を施してあります。

足回りは、フロントAE86ストラット、ショックはやや固めのオイルダンパーを挿入。

一番の特徴は、目に見えない部分ですが、ステアリングをラック&ピニオンに改良、ロアアームは10ミリ延長にし、コーナーリングや直進安定性の向上を図っているのが大きな特徴です。

これらのステアリングは、AE86とTE27の部品を合体させ、外観的には改良されたことが分からない程綺麗に仕上がっています。

下から撮影したラック&ピニオン

下から撮影したラック&ピニオン

ステアリングシャフトからラック&ピニオンの接合部分

ステアリングシャフトからラック&ピニオンの接合部分

見えない部分も妥協しない仕上げにこだわります。

尚、ホイールとキャップもトヨタ純正オリジナルを組み付け、販売当時の姿を蘇らせています。

デフはTRD製LSD4.1、ミッションはオーバーホール歴のあるスタンダードレシオが組み付けられています。

メッキと内装のシート以外は板金・塗装を含め全て自社の作業。

特に念入りに行った塗装後の仕上げ・磨き作業については、かなり時間を掛け、本来のウレタン塗装の質の良さを引き出しています。

エンジンのレストア(Engine Restore)

外観的にはフルオリジナルを意識してありますが、2TG定番の1750にボアーアップ。

カムはスタンダードですが、オーバーラップの変更により若干ハイカム仕様になっています。

各部消耗品は、クランクシャフトとコンロッド以外はほとんど新品を組み付けてあります。

フライホイールはスタンダードを組み付け、乗りやすさ重視の仕様ですが、排気量1750により、かなりのパワーアップを実現。

エンジンパーツ・エアークリーナー等の部品は、サンドブラストにより丁寧に錆を落とし、メーカー出荷時と同じ電着塗装を施してあり、耐熱・耐油性に優れています。

また、メッキ部品についても、サンドブラスト処理をして新車時同様のレベルに戻してあります。

※エンジン始動の動画もご覧下さい。

内装のレストア(Interior Restore)

内装も、当時のオリジナルの生地と糸により完全レストアされ、後部座席の座面以外はシート及び天井内張りとも新品同様に再生されています。

TE27レビン1973年製(ブラウン)デモカー

サーキット走行も可能にしたハイチューニング仕様のTE27レビン

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車体のレストア(Body Restore)

ボディの仕上げは、オレンジレビン同様の仕上げになっておりますが、足回りはジムカーナやスポーツ走行が出来るレベルの仕様になっています。

フロントはビルシュタイン製、リアはTRD調整式オイルダンパーを組み付け、若干固めの仕様。

このブラウンレビンもオレンジレビン同様に、ラック&ピニオンに改良してあり、抜群の直進安定性と安定したコーナーリング性能になっています。

下記の画像がラック&ピニオン。TE27エンジンメンバーに、AE86の部品を組み合わせ、手造りで製作したKUMAGAYA製オリジナルです。

塗装は、新車時と同様の電着塗装処理をし、純正部品と遜色ない仕上がりになっています。

ラック&ピニオンに変更

ラック&ピニオンに改良

メッキとシート張替え以外の、板金・塗装及び足回り強化、エンジンセットアップ等最後の仕上げまで丁寧に自社で行いました。

エンジンのレストア(Engine Restore)

エンジンについては、亀有のパーツをふんだんに使用し、2000CCにボアーアップ、ギアートレーン、ポート研磨、304/288ハイカム仕様。

軽量フライホイールを組み付け、TRDメタルクラッチを組み付けてハイパワー&レスポンスの良いエンジンに仕上がっています。

キャブレターは50ミリのウェーバーを組み付け、かなりの馬力アップ仕様になっていますが、セッティングにより800回転でのアイドリングが可能になり、低速から高速まで一気に吹け上がる乗りやすいエンジンになっています。

※エンジン始動の動画です。

内装のレストア(Interior Restore)

内装は、じゃじゃ馬エンジンを積んでいながらも、オリジナル仕様にこだわり、オレンジレビン同様にかなりの新品パーツを組み付けて発売当時の仕様に仕上げてあります。

TE27の販売とレストア費用について(Price of restore)

2018年現在、当社ではこの2台のTE27を価格を設定して販売しているわけではありません。

※オレンジレビンの車両に関しては、2018年1月30日に売買の仮契約を結び、2018年7月頃に正式に売却の見込みとなりました。

なぜなら、10年もの歳月を掛けてフルレストアしたTE27レビンにはとても愛着が有るからです。

ビジネス面の事を考慮すれば、当然「早く造って早く売却する」という事が正しいのかもしれません。

しかし、私自身が20歳の頃にこのTE27に出会ってから「50代後半になったら趣味に没頭したい」と思い、それが実現できたのがこのTE27のレストアだったからです。

だから出来ればいつまでも手元に置いて可愛がっていたいのが本音で、出来れば自分の人生の最後の時まで一緒に過ごしたいとさえ思える車の1台なのです。

もし手放してしまえば、二度と同一のクオリティの車は手に入らない様な希少価値がこのTE27にはあります。

すでにTE27のパーツや中古車価格が高騰しはじめ、流通量も減ってきているので、あと何台レストアできるのか分かりません。

だからといって、生涯手放さないと考えているわけでもないのです。すでにTE27を含めて数台がレストア待ちがあり、次の仕事が待ち受けています。

仮にもし、手放するとすれば、以下の条件に当てはまる情熱の有るお客様に御譲りさせて頂ければ私としての理想です。

  • TE27に、これからも長期間に渡って情熱をつぎ込んで大切に乗って頂ける方。
  • レストア車の価値が分かる方。
  • TE27に対して、同じような価値観を共有し、長くお付き合いが出来る方。

販売価格に関しては、随時お問い合わせ頂ければと思います。

尚、旧車のレストアに興味のある方、自分でDIYで挑戦したい方もご相談頂ければ対応させて頂きます。

レストア待ちの車両(Waiting for Restore)

今後のレストア作業予定の車です。

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